得たい欲、避けたい欲、必ず「得たい欲」にフォーカスする

得たい欲、避けたい欲-01夢 を 叶える

人には何か目標として達成したいと思う時、2つの欲があります。

1つは「得たい欲」、2つ目は、「避けたい欲」です。

得たい欲は、~が欲しい、目標を達成したい。そのためにやる!という欲。

避けたい欲は、~になりたくない、~が怖い。そのためにやる!という欲。

ここでは得たい欲だけにフォーカスし、避けたい欲は無視しろという話をします。

スポンサーリンク

得たい欲を達成することが幸せへの最短距離

上記のように、人間には大きく分けて二つの欲しかないといえます。

一つ目が何かを得たい欲で、もう一つが避けたい欲です。

得たい欲というのは、例えばお金持ちになりたい、友達がたくさん欲しい、気の合う

素敵な彼女が欲しい、健康になりたい等、結果とか目標とかそういうことを積極的に欲しいと思う欲です。

もうひとつの避けたい欲というのは、貧乏にはなりたくない、ホームレスにはなりたくない、孤独にはなりたくない、孤独死はしたくない、病気にはなりたくない等、そういうふうになりたくない、苦痛とか痛みを避けたいという欲求、それが避けたい欲というものです。

この二つの欲があるのですが、気付いて欲しい事があります。それは、

 

私たちが幸せになりたいと思うのであれば得たい欲だけにフォーカスしてほしいということです。

当然避けたい欲は無視する必要があるということです。

 

考えてみて下さい。得たい欲を達成すると、例えばお金持ちになったり、友達ができたり、彼女ができたり、健康になれたり、それは達成したことを想像しただけでも嬉しいと思います。

しかし

避けたい欲を達成しても嬉しくないんです。

例えば貧乏にはなりたくない、ホームレスになりたくない、単にホームレスではない状態なんて少しも嬉しくないですよね。

お金は持っていない可能性も高いですし、嬉しくないです。ホームレスではない貧乏なサラリーマンなんて嬉しくないですよね。

他にも孤独にはなりたくないと考えて、孤独でない状態で友達が一人いる、でもその友達の事を全然好きじゃない、いやいや付き合ってる。これも全然嬉しくないです。

このように痛みを避けたい欲というものは達成しても嬉しくないです。

とても幸せとはいえません。だから達成する必要がない、どちらかというと無視する必要があるんです。

避けたい欲の方がパワーは強い

得たい欲、避けたい欲、この2つの欲だと、避けたい欲の方が強いパワーを発します。

痛みを避けたいので必死で逃げようと頑張るからです。

これはけっして100%悪いことではありません。人とはそういうモノなのです。

しかし、もし願い事を叶えるときにネガティブな感情で欲すると、必ず悪い結果が訪れてしまいます。

~になるのが怖いから、嫌だから、とネガティブな思いを持っていると願いが叶いにくいのです。

避けたい欲求の方がものすごく強いのです。得たい欲の10倍以上が強いくらいです。

だから意識していないと、無意識にでいると避けたい欲ばかりを得ようとしてしまいます。

そのことに気付くことは大事なことです。

なぜ私たちは避けたい欲の方が強いのかというと、原始時代とか狩猟時代からの習性からそうなっていると考えられます。

その頃は避けたい欲を優先した方が生存確率が高かった、生き延びられる可能性が高かったからです。

例えば美味しい木の実が高いところになっている。その時に無理に登っていって取ろうとしたら落ちて死ぬ可能性があります。

それよりも地面になっている食べられる草を食べたほうが生き延びられる可能性が高かった。

寒い時、無理に狩りに出かけるよりは、家でじっとして寝ていた方が生き延びられる確率が高かった。

だから、私たちは現代になってもその本能のまま、生き延びられる可能性が高かった避ける欲を今でもやっぱり選択してしまうんです。

現代は積極的に得たい欲を達成していかないと幸せをつかめない

しかし現代は大昔と違って環境が変わってしまったんです。

現代社会では、ただ生きてるだけでいいっていう状態ではないんです。

 

積極的に得たい欲を達成していかないと、私たちが普通に考える幸せな状態にはなれないのです。

だから私たちは得たい欲だけにフォーカスする必要があるのです。

 

例えばお金持ちになりたいと思ってそういう行動をしていくこと、

友達がほしいなと思って友達を実際に作ること、

彼女が欲しいなって思って、実際彼女を作ること、

健康になりたいなと思って健康になる行動していくこと、

そういうことをしないとなかなか幸せをつかめないのです。

しっかりと意識していないとないと、無意識で避けたい欲ばかりにフォーカスしてしまうのです。

友達が欲しいなと思っていても、なんか嫌われるのいやだなと思って、嫌われないための行動だけをしてしまう。

彼女欲しいなと思っていても、やっぱり振られるのは怖いな、無視されるの嫌だな、嫌われるの嫌だなと思って、出会いさえも作ることができなかったりします。

本当に強く意識していないと、痛みを避ける欲ばかりにフォーカスしてしまうんです。

この話を意識して、本当にしっかりと理解して、いま自分がどっちにフォーカスしてるのかということを確認するようにして欲しいのです。

今自分は得たい欲にフォーカスしてるのか、それとも痛みを避けたい欲にフォーカスしているのか、何か行動するとき頻繁にこれをチェックするようにする必要があるのです。

繰り返します。

本当に強く「得たい欲」にフォーカスしないと私達は幸せになれないのです。「避けたい欲」それを達成しても本当の大きな喜びは得られないのです。

多くの人がそこに気づかずに避けたい欲にフォーカスし続けて、何も得られてないという状態になるんです。

コメント