上がり症、人見知りなどの精神的な問題克服は後回しで良い

人と仲良くなるには

対人関係が苦手で、なかなか人と仲良くなれないと思っている人の中には、自分には精神的な問題があるからうまくいかないと思っている人も少なくありません。

しかし、精神的な問題の克服は後回しにした方が良いということです。

多くの人は、精神的な問題を克服できないせいで前に進めないでいると思い込んでいるんです。

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精神的な問題を前に進めない理由にしない

例えば精神的な問題というのは「あがり症」、「自分に自信がない」、「人見知り」などがあります。

 

あがり症で会話する時に緊張してしまってうまく喋れない、

自分に自信がないから会議の時に思い切って発言できない、

人見知りだから人と接するのが怖い、

 

こういことが精神的な問題なのですが、こういう精神的な問題のせいで前に進めないでいる人がとてもたくさんいるんです。

そしてその精神的な悩みで悩んでる人がよく言うことが、

「私の一番の課題は精神的な問題なんです。だからまずこの精神的な問題を克服しなきゃいけないです。」

こういう風な言葉です。

気づいてほしいことは、

精神的な問題の克服は後回しでいいということなんです。

一番後回しでいいのです。

もっと正確に言うと精神的な問題は克服する必要もないということなのです。

その理由は以後説明して行きます。ちょっと受け入れがたいと思われる人もいると思いますが、そういうものの見方もあるんだと、少しでもヒントになれば良いと思います。

精神的な問題は意識すればするほど悪化する

ではなぜ精神的な問題の解決は後回しにしてもいいのか、その理由はいろいろありますが、代表的な二つを説明します。

まず一つ目は、精神的な問題は意識すればするほど悪化するからなんです。
あなたも緊張した時、「緊張するな、緊張するな」と考えれば考えるほど緊張が強くなった経験があると思います。

なぜ緊張した時に緊張するなと考えると悪化するのか、これは人間の脳が意識したものを引き寄せるという性質があるからなんです。

なので緊張するなと考えると緊張をどんどん引き寄せて悪化するんです。

これは他のことにも言えて、自分に自信がない人が、「自信が無い、自信が無い」と考えると自信がないような状況を引き寄せてしまいます。

人見知りの人は、「自分は人見知りだ、人見知りだ」と考えると人見知りになっていくんです。

 

精神的な問題は考えない方がいいんです。

そうすれば少なくとも悪化することはなくなるります。

 

精神的な問題は後回しにした方がいいのこれが一つ目の理由です。

結果だけを考えて行動すると精神的な問題は解決できる

二つ目の理由、それは精神的な問題が解決せずとも、シンプルにあなたが得たい結果だけを考えて行動してそれを達成すれば、その達成した時には精神的な問題も解決できているからなんです。

例えばある人の精神的な悩み。人見知りで人前で緊張してしまう、会話するとき緊張してしまう、自分に自信がない、という精神的な問題を抱えた人がいるとします。

その人の得たい結果は友達を10人作ることだとします。

こういう場合はその精神的な問題は無視して欲しいのです。

ただ単に得たい結果だけを考えて、

友達10人作ることだけにフォーカスして行動すればいいんです。

そうするとどうなるか、友達10人を作ろうと思ったら、やっぱり無理してでも人と会っていかないといけないです。

極端に言えば、期間は数年かかるかもしれません、100人、1000人、2000人とかそれぐらい多くの人と出会って話す必要があります。

少し極端でもそれぐらいすれば友達10人はできるはずです。

その友達できた時のことを想像して見て下さい。

苦労して、友達10人できたその時に、人見知りで悩んでると思いますか。

1000人くらいの人と毎日、毎日しゃべってきた、もうそれぐらい喋れば、慣れて人見知りは治ると思います。

さらに友達10人できたとしたら、目標を達成したってことで、そこで自分に自信もできてきます。

さらに緊張、緊張とは人見知りと同じ感じで、それぐらい喋ったら慣れてきて、もうほとんど緊張しなくなってます。

つまり

シンプルに愚直に自分の得たい結果だけにフォーカスして行動していれば、精神的な問題はその時にはもう解決できてるという事です。

だから精神的な問題は解決する必要がない、考える必要はないということなんです。

精神的な問題を解決する魔法のトレーニングはない

順番を逆に考えた方がいいのです。

多くの人は、まず精神的な問題を解決してから、その後に本当に自分が得たい結果を得ようと考えますが、これは遠回りな方法なのです。

そうではなくて、ストレートに自分が得たい結果を意識して行動する。

そうすれば同時に自分の精神的な問題も解決できている。

こっちの方が最短距離です。そういう考えをするべきだと思います。

何故その順番を間違えてしまうのか。

それはそのような精神的な問題というのは特殊な考え方とか、気持ちの持ち方とか、なにか自宅でひとりでできる特殊なトレーニングのようなことをやれば克服できるんじゃないかと考えていることにあるということです。

しかし残念ながらそんな方法はないのです。魔法のような方法はないのです。

精神的な問題を解決しようとも思えば、愚直なトレーニングしかないです。

人前で緊張するんであれば人前に出て話すこと、可愛い子の前で緊張するんであればたくさんの可愛い子と話すこと、人見知りを克服したければたくさんたくさんの人と接すること、こういうことでしか精神的な問題は解決できないです。

まとめ

精神的な問題を抱えていると思っているあなたがすべきことは、まずあなたが本当に得たい結果目標を明確に考えること。

そしてその得たい結果、目標を達成するための行動プランを考えること、そしてその行動プランを実際に実行することなんです。

繰り返します。精神的な問題の解決は一番後回しでいいんです。

もっと正確に言えば解決する必要がないんです。なぜならば得たい結果や目標を達成した時には解決できてるからなのです。だからとりあえず無視していいんです。

ちょっと受け入れ難い所もあると思いますが、そういうものの見方もあるという事だけは最低限理解してみると、行動も少しづつ変わってきます。

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