楽しい会話のコツは8対2、5対5?

人と仲良くなるには

よく聞く話しとして、理想の会話の割合は8対2であるということがあります。

相手が話す割合が8で自分の話す割合が2ぐらい、これが理想の会話の割合なんですよと言う話です。

基本的に人というのは自分の話を聞いてもらいたいものだと、だから自分の話ばっかりをせずに極力自分の話は控えて相手の話をよく聞くようにする。

こういうことはよく男性向けの恋愛ノウハウなども書かれていて、それを鵜呑みにして女性とのデートの時とか、意識的に話を聞こう聞こうとする男性がとても多いです。

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楽しい会話が8対2で成立するか?

 

実はこの会話の割合8対2っていうのは間違いなんです。

但し、全面的に間違いと言う訳ではありません。

部分的にこういう8対2の割合になってもいい場合はもちろんあります。

 

例えば相手がすごい悩んでいる時とか、その悩みをじっくり聞いてあげる。その時は相手の話を聞いてあげて自分は2割ぐらい話す。

こういう風に部分的にはなってもいいんですが、通常のある程度対等な人間関係で相手と会話する時に、この8対2にしようとするのは大きな間違いなんです。ここに気づいて欲しいのです。

そもそもなぜこの会話の割合8対2っていうのが浸透してるのか、みんながそういうふうに認識してるのかと言うと、このことはおそらくアメリカのカウンセリングの技術の中で言われてることだと思います。

アメリカのカウンセリングの技術で会話の割合は8対2する、というようなことがあります。

つまり患者の話をよく聞きなさいということです。

会話の割合8対2というのは、そのノウハウを一般人のコミュニケーションノウハウとしてそのまま移行してきたものだと思われます。

カウンセラーと患者であればカウンセラーはその話聞くのは当たり前です。自分ばっかり話すカウンセラーってもう最悪です。

基本的にカウンセラーというのは患者さんの話をよく聞いて、それでどんな悩みか聞き出し、問題点を明らかにして、良い方向に導いていくっていうのか仕事ですから普通のことです。

楽しい会話は5対5が正解

ただこれは一般的な普通の会話では当てはまらないんです。

何故かというと悩みを相談に来た患者との会話と、普通の会話は違うからなんです。

患者というのはそのカウンセラーのもとに話したくて、相談したくてきてます。

でも私たちが普段行う会話というのは、話したくて話したくてというばかりじゃないです。

そもそも前提条件が違うんです。だから会話の割合8対2これはある意味理想的ではあるかもしれないんですけど、これをそのまま普段の会話の中で実行しようと思ってもほとんどできないのです。難しいのです。

これをそのまま鵜呑みにしてうまくいってない人が凄く多いなと思います。

普段の会話の中で、正しい会話の割合とていうのは5対5だと思います。相手が5喋れば自分も5喋るこれが理想だと思います。

考えてみて下さい。 相手の話を8割聞き続けられるかと。そんなの嫌だと思います。つまらないです。

夫婦でも友達でもいいんですけど、5対5が良くないですか?自分も5割喋って相手の話も5割聞く、それが楽しい良い関係だなと思います。

まとめ

自分のいつもの会話の割合は何割程度か再度意識することが必要です。

聞いてばっかり、7割聞いてるかなと思ったら5割ぐらい話すように努力する。

逆に自分の話ばっかりしてるな、なんか7割とか8割くらい自分の話ししてるかもしれないなって思ったら、ちょっと自分の話を抑えて5割ぐらいになるように調節することが必要です。

5割に調整しようとすると、リズムも良くなりすれば本当にいい感じの会話になっていくと思います。

8割自分の話ばっかりするとか、8割聞き続けるとか一方的になると苦痛に感じる人は少なくありません。そんな人とずっと一緒にいたくないと思います。

普段私たちはやはり会話の割合5対5を目指すべきだと思います。

そうすれば良い人間関係につながっていく可能性が高くなると思われます。

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