過去記事のインデックス完全削除には「古いコンテンツの削除」リクエスト(Search Console)

古いコンテンツの削除-02日常生活の諸問題解決

ブログの方向性を変更した場合などに、不要となった記事を幾つか削除することがあります。

しかし、記事を削除したはずなのに、1か月後くらいに、その記事のタイトル、URLをグーグル検索窓に打ち込んでインデックス検索すると、消したはずの記事がまだインデックスされていることがあります。

削除した全部の記事がヒットするわけではなく、

「site:http://******に一致する情報は見つかりませんでした」と表示されインデックスが無くなっている記事もあります。

調べてみると、一度インデックスされた記事は、グーグルのキャッシュに残っていて、暫くはインデックスが消えないということが分かりました。

このおかげで、間違って記事を消してしまった場合、インデックスが残っているので、記事をアップすれば、すぐに元の状態に戻すことができます。

しかし多くの場合、記事を削除した時点で、その記事はWEB上から消し去りたいわけなので、インデックスがいつまでも残っているのはあまり気分が良いものではありません。

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古いコンテンツの削除

WEB上から削除して過去のものとなった記事のインデックスがいつまでも残っている場合、そのインデックスを完全に無くすには「古いコンテンツの削除」という機能があります。

これはサーチコンソールからのリンクが無く(見つけにくいだけかも?)、ヘルプからしかたどれないようで、わかりにくいです。

使い方はリンク先の「古いコンテンツの削除」ページに飛んだら、リクエストするページのURLを下の図の枠に入れ、図の赤い「削除をリクエスト」ボタンをクリックするだけです。

古いコンテンツの削除-01

その下の削除リクエストの一覧にリクエストしたURLが表示され、ステータスの欄に「保留」と表示されます。

リクエストして即、インデックスが削除されるわけではありません。暫く時間がかかります。

私の場合、何記事か削除しましたが、大体1日前後で削除されました。

削除が完了すると、ステータス欄が「削除済み」に変わります。

念のために「site:」のコマンドで検索しインデックスが無くなったことを確認しましょう。

URL削除とは

現在グーグルではサーチコンソールは新タイプに移行されています。しばらくは、旧と新のサーチコンソール両方使用可能な状態でした。

しかし、多くの機能は新サーチコンソールに移行していて、旧サーチコンソールで「検索アナリティクス」などを調べようとしても、新サーチコンソールを使うよう案内されます。

新しいサーチコンソールの左側メニューには「URL検査」という項目があり、これが関係しているように見えますが、これをクリックしても、URLの削除に関するメニューは見当たりません。

新サーチコンソールの左側メニューの一番下に「以前のバージョンに戻す」というメニューがある場合はクリックして、旧バージョンに戻すと、左側メニューに「URL削除」というメニューがあります。

このメニューをクリックしてみると、新バージョンに案内されることなく有効です。

但しこの「URL削除」メニューは

「所有する URL を検索結果から一時的に削除します。」という但し書きがあります。

URL削除リクエストが承認された場合でも、約 90 日間だけインデックスがブロックされ、 この期間が過ぎると、ブロックされていた情報が再び Google 検索結果に表示される機能です。

よって、削除して過去のものとなった記事のインデックスを削除するための機能ではありません。

URL削除はここからでもリンクされています。このぺージの「プロパティを選択してください」のプルダウンメニューから目的のサイトをクリックすれば削除依頼のページに行けます。

インデックス削除して、元の記事も削除されていれば「古いコンテンツの削除」と同じ機能にみえますが、サイトの評価がどうなるかは不明です。

削除した記事の残っているインデックスを消すには、「古いコンテンツの削除」機能を使う方が無難です。

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