年末年始、ゴールデンウイーク、夏休み、などの連休には数日間家を空け、里帰りや旅行に行く人も多い思います。
私もその一人ですが、独り身で長期出張に行く人も含めて長期間自宅を空ける場合、自分の家の防犯対策をしっかりしておくことが大切です。
家を空ける時、忘れてしまいがちな注意点はたくさんあります。特に一軒家はアキス、泥棒に狙われ易いため念入りな防犯対策が必要です。
ここでは長期間、家を留守にする時行うと良い13の防犯対策を紹介します。全部実施するのは難しいかもしてませんが、これらのことをできるだけ多く実施するように意識しましょう。
郵便物を溜めない防犯
家の郵便受けに手紙や郵便物を溜めること、これはアキス、泥棒にとって家が留守だという恰好のサインです。
よって一定期間家を空ける時は、近所の人や信頼できる人に郵便物を取り除いてもらうように頼むことががお勧めです。
人に頼みづらければ、一定期間郵便の配達を停止しましょう。郵便局で不在届を提出すれば一時的に止めることができます。
不在となる期間は最長30日で、をあらかじめ不在届により届けておけば、その期間内に到着した郵便物等は、届出期間終了後に配達してもらえます。
また通販を利用する場合、旅行期間、その前後に配達されるような注文は避けましょう。
ドアの覗き穴は必ずテープでカバー
長期間家を空ける時、最も忘れがちなことですが実はものすごく大切なことなんです。
実際に犯罪者や変質者が、ホテルなどの覗き穴を通して部屋の中を撮影するような事件も過去に起こっています。
ホテルに限りません。覗き穴は玄関の外にいる人を見るために便利ですが、逆に侵入者が除き穴から部屋の中を覗き見するのに使われてしまうこともあります。
覗き穴というのは作りが単純です。悪意を持っている人が覗き穴に小型カメラを設置して部屋の中を撮影することもできます。
セキュリティーを強化するためにも、長期外出時、玄関の覗き穴にはテープを1枚貼っておきましょう。
日頃行っている家の周りのメンテナンスを留守中も続ける
一軒家に住んでいると、自分で定期的に草むしりや剪定を自分で行ったり、庭師さんなどに頼んで庭の手入れをしてもらうことがあると思います。
家を開ける時も、家の周りのメンテナンスはできる限り続けましょう。
一時的に手入れができていないことが分かると、泥棒にターゲットされやすくなります。
親戚、知人などに謝礼を渡して草むしりなどを頼んだり、庭師さんに頼むなどしてメンテナンスを行い、 泥棒に留守だと気づかれないように心がけましょう。
雪が積もる地域の人は、親戚や知人に雪かきを頼むことも大切です。
旅の途中の情報をソーシャルメディアでシェアしすぎない
旅行に行くとなると、つい嬉しくなって、現在の状況をソーシャルメディアで周りの人にも伝えたくなる人も少なくありません。
しかし、
旅行先で写真をアップするということは、下手をすると家には誰もいないという情報を泥棒に与えてしまう可能性があります。
楽しかった旅の写真や思い出は、旅行から帰ってきた時に、ソーシャルメディアなどにアップして友達に見せてあげる方が安全です。
どうしても投稿したいのであれば、プライバシー設定をしっかり確認して、友達のみ見られるように設定しましょう。
自宅周辺にスペアキーを隠さない
泥棒やアキスは窓を割って侵入するものだと思っていたらそれは違います。
実際のところ、ほとんどの泥棒は、早く静かに家に出入りしようとします。
だから玄関の近くにスペアキーを隠すというのは大間違いです。かなり工夫してキーを隠したつもりでも泥棒にはすぐに見つかってしまいます。
絶対に見つからないと思っているような場所でも、間違いなく泥棒は見つけます。
スペアキーは隠すのではなく、緊急時に家をチェックしてもらえるよう信頼できる友達に預かってもらうか、家の中に入れておきましょう。
留守中でもカーテンは普段通りに
カーテンは閉めておくべきなのか開けておくべきなのか、旅行となるとどっちの方が良いのか迷います。
閉じたままにしておくと、外からの覗きは防げますが、あまりにも長時間カーテンが閉まっていると空き家かと思われてしまいます。
何か起こった時近所の人や友達警察も気づきにくくなってしまいます。
日頃からプライバシーを重視していて、いつもカーテンを閉めているタイプの人であれば旅行に行くときもそのままで大丈夫です。
逆に、日頃からカーテンを開けている人は、出かける時もカーテンを開けておきましょう。
泥棒は侵入する前に家の状態を必ずチェックします。日頃と様子が違うと、気付かれないように注意しましょう。
貴重品だけ自宅以外で保管
出発前に自分の持ち物全てをどこかに移動させる必要はありません。
ほとんどの泥棒はお金、高価な宝石類、パソコンもしくは電化製品を狙います。
よって、これらの貴重品は友達に預けたり、貸金庫で保管しておきましょう。
空き巣に入られたとしても貴重品は安全です。
留守中に電器、電化製品の入り切りをタイマー、スマホで行う
家の中が2日間以上暗いというのは、明らかに留守のサインです。
とはいえ家を離れる時に全ての明かりをずっとつけた状態にすると、電気料金が高くなってしまいます。
そんな時は電器や電化製品のタイマーをセットするのがおすすめです。
タイマー付きのライトを使ったり、タイマー付きのテレビやラジオなども活用して家に人がいるように見えるようにしてみましょう。
タイマーは毎日同じ時間より、いろいろな時間についたり消えたりするようにセットするのが効果的です。
毎日同じ時間に電気がついたり消えたりすると、泥棒からも疑われてしまいます。
この頃はスマートフォンと連動して離れた場所からでも、テレビや電気をつけたり消したりするような方法もあります。
ガラスの引き戸は固定
ガラスの引き戸は泥棒にとって便利な入り口になる可能性大です。
裏庭やベランダなど、人目があまりない場所にガラスの引き戸があると、泥棒もそこから侵入しようとします。
ガラスの引き戸は長期間不在にする場合、例えば釘や木で固定しておくと侵入を防ぐことができます。
ガラスを割って侵入することはできますが、大きな音をさせて周りから注意を引きたくないはずなので、かなり効果はあると思われます。
近所の人に協力をしてもらって誰かいるように見せかける
近所付き合いしていると、お互い助け合えるので、近所付き合いをマメにしておくと良いかもしれません。
近所付き合いがある人は、近所の人に頼んで、家の駐車場に彼らの車を停めてもらうように頼んでみましょう。
さらにベランダがあるような家なら、友達や近所の人に頼んでベランダにマグカップを置いてもらいます。朝、誰かが座っていたように見せかけるのもおすすめです。
泥棒に勘違いさせることが大切です。
ガレージの自動開閉シャッタードアの電気を切ってロックする
車をガレージの中に入れたまま留守にする場合、シャッタードアの自動開閉装置は必要ないので切っておきましょう。
電気が入っていると、シャッタードアを開けられ、泥棒に車を盗まれてしまうことがあるかもしれません。
ガレージと家が繋がっている場合は、家のドアのロックも忘れないようにして下さい。
ガレージ内に車が無ければ、ガレージにしまい込んでいる埃をかぶった自転車や道具類などには、泥棒も興味ないと思っている人もいると思いますが、そんなことはありません。
それらは埃を掃って売ればお金にできます。
防犯システムを設置する、偽物でも可
60%の窃盗犯は家に防犯システムがあると気付いた場合は違う家をターゲットにすると言われています(ノースカロライナ大学の調べによる)。
防犯システムにお金をかけるのが難しい場合は、玄関などに偽の防犯カメラを設置しておくのがおすすめです。
ナビでは家の住所を分からないようにする
カーナビは泥棒をまっすぐ家に導くことができます。
空港や近くのホテルに車を置いたままにすると、その車に泥棒が侵入してカーナビをオンにすれば、どの家が不在なのか確認することができるのです。
ポータブルナビを持っている場合は車の中に置いていかないようにしましょう。
カーナビには自宅として本当の家の住所を保存しないようにしましょう。自宅に別の名前を使うなどして、カムフラージュしましょう。
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